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2018.11.07 08:52

越前ガニ漁解禁 GI制度登録から初の水揚げ

 福井の冬の味覚「越前がに」の漁が6日、解禁された。地域の農林水産物のブランドを守る国の「地理的表示(GI)保護制度」に登録されてから初の水揚げで、越前町の越前漁港や坂井市の三国漁港は熱気に包まれた。漁期は雌のセイコが今年いっぱい、雄のズワイが来年3月20日まで。

 両漁港からは5日夜、越前町漁協に所属する底引き網漁船45隻と三国港機船底曳(そこびき)網漁協の10隻が次々と出港。6日午前0時から一斉に網を入れた。同町沖の船の上では網が引き上げられるたびに大量のカニが甲板を埋め、漁師たちは手早く仕分けしながらGIマークの入った黄色いタグを付けていった。

 越前漁港では午前9時ごろから昼すぎにかけて漁船が帰港。夕方にはGI登録を記念するセレモニーや初競りがあった。三国港でも午後に2隻が帰港し、競りが行われた。

 県水産課によると、水揚げ量は越前漁港のズワイが約4200匹で昨年比4割増、セイコも1割増の約11万900匹。三国港のズワイが昨年比6割減となる約1250匹、セイコは7割減の約7800匹。競り値は最上級ブランド「極(きわみ)」を除くズワイが5千~4万円、セイコが200~2800円だった。

 「極」に認定されたズワイは計2匹あり、三国漁港では過去2番目に高い42万円の値が付いた。越前漁港では35万円だった。最高値の「極」を競り落とした坂井市のやまに水産の山野仁司社長(49)は「三国のイメージアップにつながる。GI登録が浸透してブランドの価値がさらに上がれば」と期待していた。

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