ニュース

2018.11.22 08:43

福井県の新酒米、名称は「さかほまれ」

 県は21日、県農業試験場が県酒造組合とともに開発した新たな酒米の名称が「さかほまれ」に決定したと発表した。新ブランド米「いちほまれ」と似た名前であることから、いちほまれとともにアピールしやすいことなどが決め手となった。大吟醸向けの酒米で2019年春に約30トン作付けし、20年春に福井の最高級地酒として販売する。

 同日、県庁で開かれた定例記者会見で西川一誠知事が発表した。一般公募し、2778件の中から高山定子さん(79)=あわら市=が最優秀賞として選ばれた。会見には同組合の水野直人会長(黒龍酒造社長)も同席し「酒米であることが分かりやすい。いちほまれの兄弟のような良い名前」と述べた。

 さかほまれの開発は10年度にスタートし、交配や選抜を重ねて改良。一般的に大吟醸に使われている山田錦と比べて稲の丈が短いため倒れにくく、単位面積当たりの収量も多い。精米50%以下という大吟醸の基準を大幅にクリアする35%まで精米できる。水野会長は「山田錦に勝るとも劣らない酒米。ふくよかな香りで、すっきりとした味わいの酒になる」と自信を示した。

 さかほまれを使った酒造りでは、県食品加工研究所が今年度内に開発する予定の酵母を使う。西川知事は「福井県産のコメ、酵母、水を使った最高級の地酒を売り込みたい」と話し、コメどころ、酒どころとしての福井の知名度向上にもつなげたいとした。

 同組合によると、所属する30蔵元のうち14蔵元がさかほまれを使った酒造りを希望しているという。水野会長は「組合内に設けた品質向上委員会で各蔵元と意見交換しながら技術力を高め、高品質な酒造りに取り組みたい」と意欲を示した。

カードの募集・発行は福井銀行が行います。
本ページに記載のサービス内容は予告なく変更する場合があります。
記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標、商標、または商標出願中のものです。

ページトップへ