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2018.12.04 08:53

鯖江の眼鏡の魅力、東京から発信 商工会議所が企画

 鯖江が誇る眼鏡の魅力を東京から消費者に直接発信しようと鯖江商工会議所が初めて企画した「TOKYO MEGANE FESTIVAL(TMF)」が2日、閉幕した。流行の最先端が集う表参道や渋谷で、県内26社が眼鏡の新しいファッション性を3日間にわたって提案。出展者らは「いいものを高く買ってもらうアプローチへヒントをつかんだ」などと満足そうな様子だった。

 同会議所は県眼鏡協会や慶応大などと連携し、眼鏡のブランド力アップを図る「めがね産地『0↓1(ゼロ・トゥ・ワン)』プロジェクト」を6月から開始。消費者と直接つながる産地づくりを目指している。

 初日は表参道の屋外広場で、オープニングパーティーを開催。プロジェクト総合プロデューサーでデザイナーの黒崎輝男さん(東京)は冒頭のあいさつで「福井人は熱心で真面目。そんな職人が作った一級品を見て」と呼び掛け、鯖江市の地酒で乾杯し幕開けを祝った。

 1、2日は会場を渋谷の国際連合大に移し、眼鏡の展示・即売を行った。同大では毎月第1土日曜に都民らから人気を集めているビンテージ(年代物)ショップが一堂に会するマーケット「RAW TOKYO」が開催されていることもあり、会場は感度の高い若者らでにぎわった。

 眼鏡枠企画製造販売などの青山眼鏡(鯖江市神中町2丁目)は同マーケットに合わせ、1980年から90年代初頭までに同社で生産されたデッドストックを並べた。来場者からは「かわいい」「かえって新しい」などと好反応だったという。同社の石田和也営業企画課長は「新たな需要に気付けた。今後の販売や商品開発に生かしたい」と手応えを得た様子。

 出展した26社に対し消費者視点の開発や販売法などを指導してきた慶応大大学院メディアデザイン研究科(KMD)の大江貴志研究員は「こだわりを持つ人が集まった場では、個性やストーリー性が強い眼鏡が人気だった。各企業が新しい売り方のヒントを得られた企画になった」と話していた。

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