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2019.01.21 08:34

美浜町の男衆、豪快に水中綱引き

 美浜町日向に約380年前から伝わるとされる国の選択無形民俗文化財「水中綱引き」が20日、同区の運河で行われた。身を切るような冷たい水に男衆が飛び込んで、大綱を豪快に引きちぎり、今年の豊漁を祈った。

 綱は太さ約30センチ、長さ約50メートルで、男衆が午前6時から編み上げた。午後2時過ぎ、20~50代の男衆約20人が、雄たけびを上げて気合を入れ、橋の欄干から次々と冷たい運河へ飛び込んだ。両岸につながれた綱を「よいしょ!」と威勢のいい声を上げて引っ張ると、5分ほどでちぎれ、観衆からは拍手がわき起こった。

 地元青年会の渡辺亘顕会長(30)は「日向の大切な伝統行事を、無事終えることができて安心している。今後も今の形のまま引き継いでいきたい」と話していた。

 水中綱引きの由来は、1635年に日向湖と若狭湾を結ぶ運河が完成したことを祝って始まったとされる。また、運河に現れた大蛇を退治しようと大綱を張ったという故事に基づくとの説もある。

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