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2019.02.04 09:02

地方の映画文化を討論 ふくいシネマラボ開催

 福井大生や一般市民が映画文化のあり方を考える「ふくいシネマラボ」が3日、福井市のアオッサで開かれた。同市出身のプロデューサーや市内の映画館「メトロ劇場」の館主を招いた講演、トークセッションがあり、地方の映画文化の存在意義や魅力について考えを深めた。

 ミャンマーからの移民をテーマにした映画「僕の帰る場所」を手掛けたプロデューサー渡邉一孝さん(32)=福井市出身=は「『僕の帰る場所』をメトロ劇場で公開する意義」として講演。移民という繊細な問題を扱う難しさなどから完成に5年かかったとし、「長い時間をかけた作品だから大事にしてもらいたい」と説明。上映先を選ぶ際▽社会性のある作品を上映し続けている▽お客さんとの距離が近い-を基準にしているといい、「メトロ劇場のお客さんなら作品を大切に見てくれると思う」と思いを語った。

 「地方における『小さい映画』と『小さい映画館』の在り方」と題したトークセッションでは、渡邉さんや同劇場館主の根岸輝尚さん、大学生ら6人が討論。「映画をどこで見るか、見た後の思いを誰と共有するかが大切なのでは」「小さな劇場だと、映画の知識がなくても行っていいのか不安」「その壁をどう壊すか、気軽に来てもらうかが大切」など意見が飛び交った。

 イベントは、福井大国際地域学部の「課題探求プロジェクト」の一環として実施。冒頭で根岸さんの講演もあった。「僕の-」は9日から22日まで上映される。問い合わせは同劇場=電話0776(22)1772。

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