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2019.03.01 08:59

北陸新幹線延伸機運盛り上げへ講演会 JR西日本

 2023年春の北陸新幹線敦賀開業を前に機運を盛り上げようと、JR西日本金沢支社は28日、先行事例や県内のまちづくりの課題を学ぶ講演会を福井市のザ・グランユアーズフクイで初めて開いた。基調講演した前田洋明支社長=福井市出身=は「まちづくりは人づくりだと捉え、ソフト面の対策をどう進めるかが大事。オール福井で取り組んでほしい」と呼び掛けた。

 県内観光関連業者や自治体関係者ら約240人が出席。前田支社長は講演の中で、福井観光のキーワードに▽戦略的訪日誘客▽広域周遊、連携▽移動と情報と言語の壁をなくす―の3点を掲げた。

 具体例として、訪日客目線での観光素材の発掘や、当面の終着駅となる敦賀を京都府の天橋立・丹後半島への玄関口として捉えること、発着地点を指定するだけで道中の食事スポットの検索から予約までできるシステムの構築を挙げた。

 また、日本旅行(東京)の役員が福井県における訪日誘客の可能性について講演。曹洞宗大本山永平寺や気比神宮の大鳥居など、写真映えするスポットが多いことから外国人受けする潜在力は高いと指摘し、「外国人の人気が高い京都・金沢近郊という売り出し方も一つの手ではないか」とした。

 このほか、15年の金沢開業時に石川県が実施した取り組みや、富山県の並行在来線会社の事例研究などがあった。

 前田支社長は記者団の取材に、並行在来線への特急乗り入れについて「基本的にない」としつつ、「いろんな工夫と知恵の出しようはある。新快速を走らせるという話は並行在来線会社が考えることだが、技術的には可能ではないか」との認識を示した。

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