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2016.06.13 09:20

西武福井店屋上の「白光神社」 商売繁盛を祈願

 西武福井店(福井市)の屋上の片隅にたたずむ白光(はくみつ)神社。まつられているのは、同店の前身「だるま屋」を1928年に創業した坪川信一氏が何度も夢に見たという白いへび。現在も毎月1日に必ず、同店の幹部全員で商売繁盛と店舗の安全を祈願している。

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 信一氏が書き残した「縁起」によると、へびの夢を度重ねて見るようになったのは県庁移転後の敷地に百貨店を立てようと計画を練り始めた26年。あまりにも夢に登場するので「いやなへびというよりは何か神々しいものの化身に見える」と述懐している。だるま屋オープン前日には、1階文房具売り場に実物の白いへびが現れ、箱に収めて屋上の神社にまつったというエピソードまで登場する。

 初代の神社は43年焼失。その後に店舗や信一氏自身に不幸が続いたとして、55年に再建された。現在の神社はさらに後、現在のビルが「だるまや西武」として完成した80年に建てられたものだ。

 神社の管理を任されている入社37年目の小林和彦さん(64)は「神社名は、白いへびが我々の守り神となり、進むべき道を指し示す光になってくれるという創業者のメッセージが込められているのだろう」と思いを巡らせる。

 長年閉鎖されていた屋上は2年前から開放され、夏季限定のビアガーデンが営業している。今年も9月10日まで、ビアガーデンの来店者は、百貨店創業者の夢と熱意が込められた神社を拝むことができる。

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