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2019.04.15 09:22

小杉織物が浴衣3点セット開発 ミラカナで費用募る

 着物文化の普及を図ろうと、浴衣帯製造の小杉織物(本社坂井市丸岡町猪爪、小杉秀則社長)は、誰でも気軽に着られる女性用の「浴衣3点セット」の開発に取り組んでいる。福井新聞社などによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で製作費用を募っている。

 同社は浴衣帯の全国シェア9割を誇る。問屋からの受注だけでなく自社開発の商品を提案、販売するなど積極的に事業を展開している。

 今回の商品は、着付けが簡単なセパレート浴衣とワンタッチ浴衣帯、余った生地で作った小物のセット。生地は洗濯ができて長持ちするポリエステルを使用する。ワンタッチ帯は以前製作したものを改良して結び帯を一体化、面ファスナーで帯を固定する。「簡単に締めることができ、踊った時にも着崩れしない」と担当者は話す。

 一般的な浴衣はフリーサイズのため小柄な女性は余分な布を折り込む必要があり、帯を結ぶのも慣れが必要。一方で上下に分かれたセパレート浴衣は、ひもを結ぶだけで着用でき、帯を締めるまでわずか5分で済む。小杉社長は「ポリエステルの生地は、吸湿性に優れて速乾性も高く快適になっている。着物の面倒なところを解決して、着物文化を取り戻したい」と話している。増加する外国人観光客向けに、レンタル業者や宿泊施設などの需要も見込んでいる。

 ミラカナでの目標額は100万円、期間は26日まで。支援はミラカナの特設ホームページ(「ミラカナ」で検索)から。金額に応じてワンタッチ帯などのリターンがある。

カードの募集・発行は福井銀行が行います。
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