鯖江市、女性活躍推進拠点を整備へ SDGs達成向け
国連永久大使のアンワルル・K・チャウドリー氏(76)の来福に合わせ、鯖江市は5日、同市新横江2丁目のめがね会館で記者会見を開き、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向け、同会館内に女性活躍推進の拠点を整備する方針を明らかにした。チャウドリー氏が会長を務める認定NPO法人「国連の友アジアパシフィック」(東京)との共同事業で、チャウドリー氏は「地方が(SDGsのために)積極的に動いてくれるのは大変喜ばしい。よりよい施設になるようサポートしたい」と述べた。
同会館9階に「(仮称)国連SDGs女性資料館」を設ける方針で、市が主体となって整備する。具体的な中身や開設時期は未定だが、チャウドリー氏らの支援が約束されており、市は国や関係機関との調整を早急に進めたいとした。牧野百男市長は「企画運営も国連の関係機関と一緒に進めていけたら」と述べた。
9階は広さ約270平方メートルで、1984年の開館当時はレストランだった。その後オフィスとして使われ、昨年5月から空きフロアとなっていた。会見に先立ち関係者が視察し、チャウドリー氏は「女性活躍の事例研究の場として活用できる施設になってほしい。さらに、そのロールモデルを世界に発信してもらいたい」と期待を込めた。
会見では同NPOと他の団体が行う共同事業も発表された。日本眼鏡関連団体協議会は、国際女性デー(3月8日)に合わせ鯖江市などが実施する啓発キャンペーンに協力する。眼鏡を活用して女性活躍をPRする内容で、全国の小売店などに協力を呼び掛ける。同協議会の白山聡一副代表幹事は「ポスター掲示や顧客へのプレゼントなどでSDGsへの関心を高めていきたい」と話した。県眼鏡協会は、来年2月に東京で開かれる若い女性に人気のファッションイベント「東京ガールズコレクション」に参加する。
同会館9階に「(仮称)国連SDGs女性資料館」を設ける方針で、市が主体となって整備する。具体的な中身や開設時期は未定だが、チャウドリー氏らの支援が約束されており、市は国や関係機関との調整を早急に進めたいとした。牧野百男市長は「企画運営も国連の関係機関と一緒に進めていけたら」と述べた。
9階は広さ約270平方メートルで、1984年の開館当時はレストランだった。その後オフィスとして使われ、昨年5月から空きフロアとなっていた。会見に先立ち関係者が視察し、チャウドリー氏は「女性活躍の事例研究の場として活用できる施設になってほしい。さらに、そのロールモデルを世界に発信してもらいたい」と期待を込めた。
会見では同NPOと他の団体が行う共同事業も発表された。日本眼鏡関連団体協議会は、国際女性デー(3月8日)に合わせ鯖江市などが実施する啓発キャンペーンに協力する。眼鏡を活用して女性活躍をPRする内容で、全国の小売店などに協力を呼び掛ける。同協議会の白山聡一副代表幹事は「ポスター掲示や顧客へのプレゼントなどでSDGsへの関心を高めていきたい」と話した。県眼鏡協会は、来年2月に東京で開かれる若い女性に人気のファッションイベント「東京ガールズコレクション」に参加する。