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2019.12.23 09:22

福井おむすび同好会、今年もジャパンウイーク参加

 日本の文化芸術を広く外国に紹介する催し「ジャパンウイーク」(国際親善協会主催)に、県内の女性2人でつくる「福井おむすび同好会」が2015年から毎年参加している。コシヒカリやいちほまれを持参して各国に出向き、外国人におにぎりを振る舞い福井の食を発信。民間交流大使として、福井のアピールに一役買っている。

 女性は小板和子さん(54)=福井市=と有定真奈美さん(53)=越前市。旅行が趣味の小板さんは、旅行会社に勤める夫の紹介で14年にスイスのベルンで開かれたジャパンウイークを見学。伝統芸能やファッションなど多彩な日本文化が紹介される様子に興味を持ったという。

 「知名度の低い福井のPRができれば」と知人の有定さんを誘い、15年にフィンランドのヘルシンキで開かれたジャパンウイークに出展。手軽に福井の魅力を伝えられる素材として米を選び「福井おむすび同好会」という団体名でブースを構えた。

 イベントが中止となった16年を除き、17年のプラハ(チェコ)、18年のトリノ(イタリア)と続けて参加。今年も11月末にギリシャのアテネで開かれた催しに出展した。

 小板さんらは、県福井米戦略課から借りた、いちほまれのマークが入った陣羽織を着用。自費で購入したいちほまれ7キロと、2リットルのペットボトル水7本を持ち込み、へしこや福井梅、おぼろ昆布、もみわかめを具材におにぎりを提供した。外国人に加え、出展している日本の参加者からも「福井の米はおいしい」と好評。持参した越前和紙も目を引き、折り紙を教えてほしいと行列ができたという。

 毎回、渡航費やジャパンウイークの参加費3万円は自己負担だが、小板さんは「おいしそうにおにぎりを食べる外国の方の表情を見るのが楽しみ。福井は外国人観光客が少ないと言われるけれど、現地で触れ合った人が福井を訪れてくれれば」と話している。

 さらに今回は、小板さんの誘いで県内から「籐(とう)工芸の会」(小木史代代表)、「創作和人形とちりめん細工物の会」(豊岡明子代表)が初めて参加した。福井の食や文化を発信する動きが、民間レベルで徐々に広がっている。

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