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2016.03.30 00:00

2月の県内求人倍率1・71倍 23年ぶり高水準 求人数2万人と過去最高

 福井労働局が29日発表した2月の福井県内の雇用失業情勢によると、有効求人倍率(季節調整値)は1・71倍となり、前月比で0・07ポイント、前年同月比で0・16ポイント上昇した。1・7倍台はバブル期後の1993年2月の1・76倍以来、23年ぶり。有効求人数は前年同月比11・5%増の2万181人で、記録が残る63年1月以降で最高だった。

 都道府県別では東京の1・90倍に次ぎ、2カ月ぶりに全国2番目となった。高水準が続く背景について同局は「景気の回復基調や産業構造の変化に伴い、第3次産業を中心に求人数が増加傾向にある」とみている。基調判断は3カ月連続で「改善が進んでいる」とした。

 有効求人数のうち、新規求人数は前年同月比14・5%増の7770人。主な産業別でみると、建設業は住宅ローン金利の引き下げに伴う住宅着工件数の増加などから626人で同5・6%増となった。宿泊業・飲食サービス業は接客スタッフの求人が多く出され、634人で同58・1%増。卸売業・小売業は1740人で同8・9%増、製造業は1029人で同14・0%増だった。一方、医療・福祉は1087人で同1・5%減、運輸業・郵便業は327人で同3・8%減となった。

 有効求職者は1万867人で前年同月比0・5%減と、ほぼ横ばい。このうち新規求職者は3270人で同7・2%増加した。新規求職者の求職理由別状況は、事業主都合の離職者が同6・0%減となった一方、在職者が同9・9%増となり、よりよい条件を求めて転職を希望する求職者が増えている。

 同局は今後も有効求人倍率は高水準で推移するとみており、「人手不足の対策として求人と求職のマッチングや、新規求職者を増やす取り組みを強化していく」としている。

 県内のハローワーク別の有効求人倍率(原数値)は三国2・85倍、大野1・91倍、福井1・83倍、敦賀1・77倍、小浜1・71倍、武生1・59倍の順だった。

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