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2017.03.02 14:08

就活本格スタート 福井市で「ステッピング」セミナー

 2018年春卒業予定の大学3年生らの採用に向けた会社説明会が1日解禁され、福井県内でも合同就職セミナーが開かれるなど学生の就職活動が本格スタートした。経団連の指針では面接解禁は昨年と同じ6月1日で、学生は準備期間3カ月の短期決戦に気を引き締める。学生優位の売り手市場といわれる中、企業は人材確保に力を注ぐ。

 福井市の県産業会館であった「Step…ing(ステッピング)2018合同就職セミナー・パート1」(福井新聞社主催)には、リクルートスーツに身を包んだ学生約580人が詰め掛けた。福井商工会議所の「企業ガイダンス」と同時開催で、県内企業を中心に177社が出展した。学生は開始と同時に目当ての企業ブースを回り、メモを取りながら事業内容などの説明を熱心に聴いた。

 福井工大の丸山諒さんは「できるだけ多くの企業を受けたいが、日程調整が悩ましい」と短期決戦に苦慮しているようだった。

 仁愛大の片岡優貴乃さんと岐阜女子大の重久理衣子さん(福井市出身)も「大学の実習、試験と就活の両立は大変そう。時間がないので気を抜かないようにしたい」と緊張感を漂わせた。

 長時間労働が問題となる中、働きやすさを重視する声も。仁愛大の佐藤由佳さんは「土日に休めるかや、出産後の環境なども見極めながら考えていきたい」。同大の辻淳平さんも「1カ月の平均残業時間がどれだけかを聞くようにしている」と話していた。

 企業側は売り手市場に対応。ブースをタペストリーやチェアカバーで彩って臨んだサービス業の担当者は「まずは訪ねてもらうことが大事」と意図を話した。人手不足も深刻化し、建設業の担当者は「ぜひとも若い人材を採りたい」と意気込んだ。

 ただ、選考の目は厳しく、「いろんな国の人ときちんとコミュニケーションが取れる力を重視したい」と、グローバル展開する製造業の担当者。福井商工会議所の小林悟志・中小企業総合支援センター所長は「就活は自分を磨くチャンス。しっかり自己分析し、積極的にアピールしてほしい」と学生を激励した。

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