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2017.03.15 08:56

福井ミラクルエレファンツ10周年、ファン支える

 ルートインBCリーグ参入から10周年を迎える福井ミラクルエレファンツ。4年連続の北陸地区後期優勝、2015年には西地区初代王者に輝くなど、数々の実績を残してきた。福井県初のプロ野球チームを支え続けてきたのは、熱く、温かな“地域のファン”たち。スタンドから選手を鼓舞するサポーター。縁の下の力持ちとして奮闘するボランティア。立場は違えど、エレファンツへの深い愛情は皆同じだ。

 「よっしゃー」「いけっ」。思いの丈を乗せた声援は張り裂けんばかり。力強い応援でナインを励まし、後押しする熱狂的なファンは“10人目の選手”だ。

 ひときわ目を引く黄色の法被がトレードマーク。私設応援団「福井牙闘(がとう)会」の団長、田端祐介さん(41)は最前列で大声を上げ、スタンドを盛り上げる。

 牙闘会が発足したのは2010年。球団創立時から見守る田端さんが「一体となった応援で盛り上げたい」と3年目に立ち上げた。選手全員分の応援歌を用意し、チャンステーマも作曲。大応援に背中を押されたエレファンツはこの年の後期に初優勝を飾った。

 スタンドに陣取るのは牙闘会だけではない。最上段は大応援旗を振り続ける小原敏孝さん(54)の“定位置”。オリジナルユニホームに袖を通した本多真紀夫さん(50)は太鼓片手に叱咤(しった)激励する。

 今でこそ応援をリードする立場にいる3人。だがもともとは「一ファン」。小原さんは「観戦するうちにだんだん応援の席に近づいていた」と懐かしむ。旗振り役を買って出たのも「自分ができることをして、盛り上げたかった」という素直な気持ちから。本多さんの思いも同じだ。「楽器を吹いたり、太鼓をたたいたり、声援を送ったり。それぞれのやり方で応援すればいい」と話す。

 10年目を迎えても変わることはない。「これだけ熱中させてくれて、感謝しかない」と本多さん。小原さんは「地元愛。地元の球団だから夢中になれた」と振り返る。田端さんもこう言い切った。「応援団が応援を投げたら終わり。いつまでも声援を届けたい」

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